不動産ごとに別々の相続人が相続する遺産分割協議書
遺産の中に複数の不動産がある場合、不動産ごとに各別の相続人が相続するという遺産分割協議をすることができます。
その場合、不動産の登記事項証明書(登記簿謄本)に記載されてるとおり、不動産の表示を正確に記載することが必要です。
権利証や固定資産税の納付書類などを参考にしますと、登記簿の内容と違っている場合がありますので、ご注意ください。
遺産分割協議書見本
遺産分割協議書
最後の本籍 埼玉県熊谷市○町○丁目○番地○
最後の住所 埼玉県東松山市○町○丁目○番○号
被相続人 田中○郎
昭和○年○月○日出生
平成○年○月○日死亡
本日、被相続人 田中○郎 の死亡により開始した相続について、下記のとおり分割する旨の遺産分割協議が成立した。
第1条 相続人 田中○子は、以下の財産を相続する。
(土地)
所 在 東松山市箭弓町二丁目
地 番 ○番○
地 目 宅地
地 積 123.45㎡
第2条 相続人 田中○男は、以下の財産を相続する。
(建物)
所 在 東松山市箭弓町二丁目○番地○
家屋番号 ○番○
種 類 居宅
構 造 木造瓦葺平家建
床 面 積 78.90㎡
第3条 相続人 田中○美は、以下の財産を相続する。
(土地)
所 在 長野県北佐久郡軽井沢町大字中軽井沢
地 番 ○番○
地 目 山林
地 積 12345㎡
以上
本遺産分割協議の成立を証するため、本証書を作成し、相続人の全員がこれに署名押印する。
平成○年○月○日
住 所 埼玉県東松山市・・・
相続人 田 中 ○ 子 印
住 所 埼玉県熊谷市・・・
相続人 田 中 × 男 印
住 所 埼玉県坂戸市・・・
相続人 田 中 ○ 美 印