本日、熊谷市のK様ご夫妻より、公正証書遺言の作成支援(サポート)業務のご依頼を頂きました。
K様ご夫婦はお二人とも60才代、まだまだ現役といったご年齢ですが、コロナ禍などの影響もあり、ここ1年程は今後の相続のことも踏まえ、遺言書作成について頻繁にご夫婦の話題になっていたとのことです。
その中で、自筆証書遺言の作成も検討されたそうですが、やはり、万一の時に備えて作成するものなので、専門家の助言も受けてしっかりとした内容の遺言書を遺したい、ということでした。
確かに、最近ではネットや書籍などを参考に自筆証書遺言を作成なさる方もおられるようですが、お一人お一人の想いや実情に沿った内容の遺言書を確実に作成する上では、客観的な視点で助言をして受けられるよう、専門家に相談をすることも大切だと思います。法律の要件を満たす遺言を作成することは基本中の基本ですが、それだけでは不十分なこともあろうかと思います。
もちろん、ネットや書籍の情報が必ずしもあてにならないということではないのですが、一般の方がこうした情報を頼りに自筆証書遺言を作成する場合、どうしても誤った解釈や判断によって法的な問題が生ずるリスクが高まるという懸念もあります。
数年前からは、一部の法務局にて「自筆証書遺言」を保管する『自筆証書遺言書保管制度』も開始しておりますが、やはり法的な安定性・確実性の観点からみれば、「公正証書遺言」に軍配があがります。
自筆証書遺言書保管制度の詳細については下記のリンクをご参照ください。
法務省サイト 自筆証書遺言書保管制度
K様、ありがとうございました。
当事務所では、公正証書遺言の作成支援業務を承っております。
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